19 5月 2020

カナダのアクセラレータプログラム、CDLを修了

 SE4は、2019年9月より参加をしていたアクセラレータプログラム、Creative Distraction Lab (以下、CDL)のSpace Stream (宇宙開発部門) を修了いたしました。

 

 トロント大学に拠点を構えるRotman School of Managementにて開催された本プログラムは、目標ベースのメンター制度を採用し、宇宙開発産業における新たな起業家の育成を目的としています。独自のビジネスを運営する経営者やビジネス創設者が集まり、そのビジョンを具現化する為のヒントや戦略を見出すためのサポートを通して、宇宙開発市場における成長と成功を支援していくことが、本プログラムの目標です。

 昨年、プログラムへ採択いただいてより、SE4はトロント(カナダ)でのセッションへ参加。宇宙開発産業において重役を担うそうそうたるメンバーに向けて技術を披露する機会を得、貴重なフィードバックやアドバイスをいただくことが出来ました。セッションを通していただいたアドバイスは、現在のSE4の戦略を形作り、ビジネスを前進させる大きな支えとなっています。

 

 

以下、プログラムの様子をお伝えします。

 

  • 10月に開催された第1回目のセッションでは、「機械学習とそのマーケット」*と題したカンファレンスに参加。SE4の独自技術「Semantic Control」を発表し、トロントから1万キロも離れた東京にあるロボットを遠隔で操作しました。

*Machine Learning and the Market for Intelligence (カンファレンスの詳細はこちらから。英文のみ。#MKT4INTEL)

  • プログラム内で開催される各種イベントでは、国際宇宙ステーションの元船長Chris Hadfield氏 (Space Oddityを歌ったことで有名なあの方です) を始め、宇宙業界を牽引するキーパーソン、Anousheh Ansari氏 (世界初の民間女性宇宙旅行者) や、Steve Jurvetson氏 (SpaceX, Tesla 取締役) にもお会いすることができました。彼らを始めとする多くのメンターの方々より、直接SE4の技術とビジネスに対するフィードバックと所見をいただけたことに、心より御礼申し上げます。

  • 12月に開催された第2回目のセッションでは、我々が開発した新ユーザインターフェース、「JAK」(ジャック) を発表。VR上で動作するこのインターフェースは、現場のロボットに取り付けられたセンサーによって再現された仮想現実世界にて、ユーザーとロボットを繋ぐシステムです。

ユーザーは、JAKを通してVR空間内のオブジェクトや領域に意味づけ(アノテーション)をし、各オブジェクトに見合った取り扱い方法をロボットに教示することができます。この仮想現実内におけるインタラクションを、SE4では「World Model」(ワールドモデル)と呼んでいます。

JAKは、かつては不可能であったロボットとオブジェクト間のインタラクションを可能します。時間や空間の制限もありません。

※JAKについて詳しくはこちら

また、このセッションではClearpath Robotics社とCanadensys Aerospace社とお会いする機会も得ました。

 

我々SE4のチーム・技術・ビジネスをより良いものにするため、貴重な時間をくださった全てのメンターの皆様へ、私たちSE4メンバー全員から感謝の言葉を送ります。

また、この度プログラムに参加していた全てのスタートアップ企業の皆様、これから共に宇宙産業に変化を起こしていくことを楽しみにしています。

 

最後に、今回のCDLでのSpace Streamにおけるプログラムを、骨身惜しまず支えてくれたCDLチームへ、心より感謝申し上げます。

宇宙飛行士や起業家、投資家、科学者等、業界を牽引するリーダー達を見事なまでに世界中から結集させたこのCDLトロントのチームは、このプログラムを特別なものにしただけでなく、全ての参加者やメンター、ボランティア、ひいては世界にとって真の価値を提供しています。

CDLの詳しい情報はこちらから。


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